KTM 250DUKEの最高速がどのくらいなのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
ストリート向けのスポーティなネイキッドバイクとして人気のKTM 250 DUKEですが、実際に高速道路での巡航性能はどうなのか、他の250ccクラスのバイクと比べて遅いのかなど、購入を検討するうえで重要なポイントになるかと思います。
また、「KTM 250 DUKEは故障しやすいのか?」や「中古車市場ではどのくらいの価格で取引されているのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
さらに、KTM 390 DUKEとの違いや、250 390 比較をすることで、自分に合ったモデルを選ぶヒントが得られるはずです。
本記事では、KTM 250 DUKEのスペックや最高速に影響を与える要素を解説し、最新のモデルチェンジ情報も紹介します。
さらに、実際のユーザー評価や高速道路での実力についても詳しくお伝えするので、購入を検討している方や、このバイクについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
2.最高速に影響するスペックや要因
3.KTM 390 DUKEとの最高速や性能の違い
4.高速道路での巡航性能や走行の快適性
KTM 250DUKEの最高速とスペック解説
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・最高速に影響するスペックとは?
・【KTM】250DUKEと390DUKEの最高速比較
・250DUKEの高速道路での実力
・250DUKEは遅い?走行性能を評価
KTM 250DUKEの最高速はどれくらい?
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KTM 250 DUKEの最高速は、おおよそ 140km/h前後 とされています。
ただし、これはあくまでカタログスペックや実際のオーナーによる計測値をもとにした数値であり、走行環境やライダーの体重、風の影響などによって変動します。
一般的に、ストック状態(改造なし)での最高速度は 135~145km/h の範囲に収まることが多いようです。
また、海外のレビューやYouTubeなどの動画では 151km/h に到達した例も報告されていますが、これはスプロケットの変更や軽量化などのカスタムを施している場合があるため、ノーマル状態でそこまでの速度が出るとは限りません。
日本の一般道では法定速度が60km/h、高速道路では100km/h(場合によっては120km/h)となっているため、公道で最高速を試すことは現実的ではありません。
しかし、高速道路での巡航性能を考えると、KTM 250 DUKEは 100~120km/h 程度であれば安定した走行が可能であり、250ccクラスのバイクとしては十分なパワーを持っていると言えます。
一方で、高回転型のエンジン特性により、最高速付近ではエンジンの振動が増えることがあります。
特に単気筒エンジンは高回転域での負荷が大きくなるため、長時間の高速巡航を考えている場合は、エンジンオイルや冷却系統のメンテナンスをしっかりと行うことが重要です。
このように、KTM 250 DUKEの最高速は140km/h前後であるものの、実際の走行では 100~120km/h が現実的な速度域となります。
高速道路の追い越しなどで一時的に速度を上げることは可能ですが、エンジンの負担を考えると無理に最高速を狙うのは避けた方が良いでしょう。
最高速に影響するスペックとは?
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KTM 250 DUKEの最高速を左右する要素には、エンジンスペック、車体重量、ギア比、空気抵抗、タイヤのグリップ力 など、さまざまな要因が関係しています。
まず最も重要なのが エンジンスペック です。
KTM 250 DUKEには 249ccの水冷4ストロークSOHC単気筒エンジン が搭載されており、最高出力は 31PS/9,500rpm、最大トルクは 25Nm/7,500rpm となっています。
このエンジンはショートストローク設計になっているため、高回転域での伸びが良いのが特徴です。
ただし、250ccクラスの単気筒エンジンは400ccや600ccクラスのマルチシリンダーエンジンに比べるとトルクが細く、高速域での伸びは限られています。
次に影響するのが 車体重量 です。KTM 250 DUKEの 車両重量は165kg と比較的軽量なため、加速性能は優れています。
しかし、軽量なバイクは高速域になるほど安定性が低下しやすいため、最高速付近ではフラつきが発生しやすくなります。
特に強風時には影響を受けやすいため、高速道路での巡航時には注意が必要です。
ギア比 も最高速に大きく影響します。KTM 250 DUKEは6速トランスミッションを採用しており、加速重視のギアセッティングがされています。
そのため、最高速を伸ばしたい場合はスプロケットの交換などでギア比を調整することで、より高速域に適したセッティングに変更することが可能です。
ただし、ギア比を変更すると加速性能が落ちる可能性があるため、バランスを考える必要があります。
また、空気抵抗 も最高速に影響します。KTM 250 DUKEはネイキッドバイクのため、フルカウルのスポーツバイクに比べて空気抵抗が大きく、高速走行時の速度の伸びが制限されます。
ウインドスクリーンを装着することで、ライダーへの風圧を軽減し、より安定した高速走行が可能になります。
最後に タイヤのグリップ力 も影響します。
特に摩耗したタイヤや低品質なタイヤを使用している場合、路面との接地感が低下し、高速走行時の安定性が損なわれる可能性があります。
逆に、ハイグリップタイヤを使用することで、最高速付近での安定性を向上させることができます。
ただし、ハイグリップタイヤはライフが短いため、頻繁な交換が必要になる点には注意が必要です。
このように、最高速に影響を与える要素は多岐にわたります。
最高速を向上させるためには、エンジンのチューニングやギア比の調整、空気抵抗の軽減など、さまざまな対策が考えられますが、バイク本来のバランスを崩さない範囲で調整することが大切です。
【KTM】250DUKEと390DUKEの最高速比較
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KTM 250 DUKEとKTM 390 DUKEは、どちらもスモールDUKEシリーズに属するネイキッドバイクですが、エンジン性能や最高速には大きな違いがあります。
まず、KTM 250 DUKEの最高速は約140km/h前後 ですが、KTM 390 DUKEの最高速は約170km/h とされています。
この差が生まれる理由の一つは エンジン排気量の違い です。
KTM 250 DUKEは 249ccの単気筒エンジン を搭載し、最高出力は 31PS/9,500rpm ですが、KTM 390 DUKEは 398ccの単気筒エンジン を搭載し、最高出力は 45PS/8,500rpm となっています。
出力差は 約14PS あり、このパワーの違いが最高速の差につながっています。
また、トルクの違いも無視できません。KTM 250 DUKEの最大トルクは 25Nm/7,500rpm ですが、KTM 390 DUKEは 39Nm/7,000rpm であり、加速性能にも大きな差があります。
特に 高速道路の合流や追い越し の際に、390 DUKEの方が余裕のある加速を実現できるため、ストレスなく走行できるでしょう。
しかし、KTM 390 DUKEは250 DUKEよりも 車検が必要になる点 がデメリットとして挙げられます。
車検費用や維持費を考慮すると、車検のない250 DUKEの方がコストを抑えられるため、普段使いや街乗りメインのライダーには適しています。
一方、よりスポーティな走りを求める場合は390 DUKEの方が適しているでしょう。
このように、KTM 250 DUKEと390 DUKEは最高速だけでなく、維持費や用途によって適した選択肢が異なります。走行スタイルに応じて、自分に合ったモデルを選ぶことが重要です。
250DUKEの高速道路での実力
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KTM 250 DUKEは高速道路での走行に対応できる性能を備えていますが、ライダーの用途や期待する走行スタイルによって評価が分かれるバイクです。
まず、高速道路で重要になるのが 巡航性能 です。KTM 250 DUKEは 100~120km/hの速度域 であれば、安定した走行が可能です。
これは250ccのネイキッドバイクとしては標準的な性能であり、日本の高速道路の制限速度(100km/h~120km/h)を考慮すると、一般的な高速巡航には十分なスペックを持っていると言えます。
ただし、単気筒エンジンの特性上、高回転域では振動が増えるため、長時間の高速巡航はライダーに疲労を感じさせることがあります。
また、高速道路での 追い越し加速 に関しては、やや力不足を感じる場面もあります。
特に 100km/h以上の加速 では、エンジンの回転数が高くなり、パワーの伸びが鈍くなる傾向があります。
そのため、高速道路でスムーズに追い越しをするには、ギアを適切に選び、できるだけ高回転を維持しながら加速することが重要になります。
もう一つのポイントは 高速域での安定性 です。KTM 250 DUKEは車両重量が165kgと軽量なため、強風の影響を受けやすい という特徴があります。
特にトラックやバスの横を通過するときは、風の巻き込みによって車体がブレることがあるため注意が必要です。
このような場面では、ハンドルをしっかり握りつつ、姿勢を低くして風の抵抗を減らすことで、ある程度の安定性を確保できます。
また、ウインドスクリーンを取り付けることで、走行風による負担を軽減し、高速走行をより快適にすることが可能です。
さらに、燃費面 でも高速道路での性能に影響を与えます。
KTM 250 DUKEの燃費は 25~30km/L程度 とされており、タンク容量が13.4Lのため、満タンで約300~400kmの走行 が可能です。
これは、長距離ツーリングにもある程度対応できる燃費性能と言えますが、燃費を良好に保つためには 急加速や高回転での巡航を避けること がポイントになります。
総合的に見て、KTM 250 DUKEは高速道路の走行自体は問題なくこなせるバイクですが、長時間の巡航や追い越し加速では、より排気量の大きなバイクに比べると不利な点があるのも事実です。
そのため、高速道路を頻繁に使う場合は、ウインドスクリーンの装着やギア比の調整など、カスタムによって快適性を向上させる工夫をすると良いでしょう。
250DUKEは遅い?走行性能を評価
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KTM 250 DUKEは「遅い」と言われることがありますが、これは 比較対象によって異なる というのが実際のところです。
同じ250ccクラスのバイクと比較すると、決して遅いバイクではなく、むしろ加速性能に優れたスポーティなモデルと言えます。
まず、発進加速 に関しては、KTM 250 DUKEは 単気筒エンジン を搭載しているため、低速トルクがあり、ストップ&ゴーの多い市街地ではキビキビとした走りを楽しめます。
特に 0~60km/hの加速はスムーズ で、信号待ちからの発進では、他の250ccネイキッドバイクと比べても優れた性能を発揮します。
一方で、中速から高速域の加速 については、エンジンの特性上、100km/hを超えたあたりから加速が鈍る という点が指摘されることがあります。
例えば、KTM 390 DUKE(45PS)や400ccクラスのバイクと比較すると、パワーの伸びが物足りなく感じる場面もあります。
そのため、高速道路での追い越しやワインディングロードでの立ち上がり加速を重視するライダーにとっては、もう少しパワーが欲しいと感じるかもしれません。
また、最高速に関しても、KTM 250 DUKEは 140km/h前後 となっており、同じ250ccクラスのフルカウルスポーツバイク(例:YZF-R25やCBR250RRなど)が 150km/h以上 を出せるのに対し、若干の差があります。
このため、サーキット走行や高速道路での速度重視のライダーからすると「遅い」と感じることがあるかもしれません。
しかし、これはあくまで最高速を基準にした評価 であり、街乗りやワインディングをメインに考えた場合、加速のレスポンスや軽快なハンドリング性能は高く評価できます。
次に ハンドリング性能 に関してですが、KTM 250 DUKEは 軽量な車体(165kg)とシャープなフレーム設計 により、コーナリング性能が非常に優れています。
これにより、市街地やワインディングロードでは、俊敏な動きでライダーの意図に素直に反応してくれるため、走る楽しさを味わいやすいバイクとなっています。
特にカーブが多い道では、軽量さを活かした素早い切り返しが可能で、大型バイクにはないアドバンテージを持っています。
最後に 実際のユーザー評価 を見ても、「街乗りでは十分なパワー」「軽くて扱いやすい」「コーナリングが楽しい」といったポジティブな意見が多い一方で、「高速道路ではパワー不足を感じる」「100km/hを超えると振動が増える」といった声もあります。
このため、KTM 250 DUKEの走行性能を評価する際には、どのようなシチュエーションで走るのかを考え、自分の用途に合っているかを見極めることが重要です。
結論として、KTM 250 DUKEは 街乗りやワインディングを楽しむには最適なバイク ですが、最高速や高速域の加速を重視する場合は、より排気量の大きなバイクやフルカウルのスポーツバイクと比較して、パワー不足を感じる可能性があります。
用途に応じた選び方をすることで、このバイクの持つ魅力を最大限に活かすことができるでしょう。
KTM 250DUKEのモデルチェンジと中古市場
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・DUKE250と390の違いを比較
・DUKE250の故障は多い?耐久性の実態
・デューク250の評価とユーザーの声
・中古車市場と価格相場
・KTM 250DUKEの購入前に知っておくべきこと
KTM 250DUKEの最新モデルチェンジ情報
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KTM 250 DUKEは、定期的なアップデートが行われているバイクであり、特に近年のモデルチェンジではデザインやスペックの細かな改良が施されています。
最新のモデルでは、エンジンやフレームの設計がより洗練され、走行性能や乗り心地が向上しているのが特徴です。
まず、デザイン面においては、KTMのフラッグシップモデルである 1290 SUPER DUKE RのDNAを受け継いだシャープなスタイル が採用されています。
LEDヘッドライトやよりアグレッシブなボディワークが導入され、視認性と存在感が増しています。
タンクデザインも変更され、ニーグリップしやすい形状となったことで、よりスポーティなライディングが可能になっています。
次に、エンジンに関しては、従来の249cc単気筒エンジンをベースにしつつも、燃焼効率の向上や排ガス規制への対応が行われています。
これにより、従来モデルと比べてスムーズな加速感 が得られ、燃費性能も向上していると評価されています。
また、エンジンの制御プログラム(ECU)もアップデートされ、スロットルレスポンスがよりリニアになったことで、細かいスロットル操作がしやすくなっています。
シャシーや足回りの変更点としては、最新の トレリスフレーム が採用され、剛性バランスが見直されています。
これにより、コーナリング時の安定性が増し、軽快なハンドリングが可能になりました。
また、フロントフォークには WP製の倒立フォーク を搭載し、街乗りからスポーツ走行まで幅広いシーンで快適な走行が可能になっています。
さらに、最新モデルでは、メーターがフルデジタルのTFT液晶に進化 しており、視認性が大幅に向上しました。
Bluetooth接続機能を搭載したことにより、スマートフォンと連携し、ナビゲーション表示や着信通知を確認することができるようになっています。
これにより、ツーリング時の利便性が向上しており、特に長距離移動をするライダーにとっては大きなメリットとなります。
このように、最新のKTM 250 DUKEは、デザイン、エンジン、シャシー、電子制御の全てにおいて進化しており、より洗練された走行性能と快適性を実現しています。
これから購入を検討しているライダーにとって、これらの改良点は大きな魅力となるでしょう。
DUKE250と390の違いを比較
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KTMのDUKEシリーズには 250 DUKE と 390 DUKE の2つのモデルがあり、見た目は非常に似ていますが、エンジンの排気量や装備の違いによって、それぞれの走行特性が大きく異なります。
どちらを選ぶべきか悩む人も多いため、ここでは両者の主な違いを詳しく比較していきます。
まず、最大の違いは エンジン性能 です。
250 DUKEは 249ccの単気筒エンジン を搭載し、最高出力は約31PS、最大トルクは約24Nmです。
一方、390 DUKEは 373ccの単気筒エンジン を搭載し、最高出力は約45PS、最大トルクは約37Nmとなっています。
この数値からも分かるように、390 DUKEの方が明らかにパワフルであり、特に中速域からの加速性能に優れています。
そのため、高速道路やワインディングでの走行を重視するライダーには390 DUKEのほうが適していると言えるでしょう。
次に、車体の重量と取り回し について比較すると、250 DUKEの重量は約165kg、390 DUKEは約172kgとなっており、わずか7kgの違いです。
この差は走行中にはほとんど気にならないレベルですが、低速域での取り回しや足つきの感覚は250 DUKEのほうがやや扱いやすいと感じるライダーが多いでしょう。
また、装備面では 390 DUKEのほうが充実 しています。
たとえば、390 DUKEにはスリッパークラッチ や TFTフルカラー液晶メーター、ライドバイワイヤ などの最新技術が搭載されており、より快適でスポーティなライディングが可能です。
250 DUKEにもデジタルメーターは備わっていますが、シンプルなモノクロ液晶であり、装備の豪華さでは390 DUKEに軍配が上がります。
価格面では、当然ながら390 DUKEのほうが高額になります。
新車価格で比較すると、おおよそ 250 DUKEは60万円台後半、390 DUKEは80万円前後 となっており、約15万~20万円の差があります。
この価格差を考えたときに、「よりパワフルな走行性能や豪華な装備が必要かどうか」が選択のポイントとなります。
総合的に見ると、扱いやすさやコストパフォーマンスを重視するなら250 DUKE、よりパワフルな走行を楽しみたいなら390 DUKE という選び方がおすすめです。
DUKE250の故障は多い?耐久性の実態
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KTM 250 DUKEは「故障しやすい」という意見を耳にすることがありますが、実際には 適切なメンテナンスを行えば十分に耐久性のあるバイク です。
ただし、国産メーカーのバイクと比べると、定期的な点検や部品交換の重要性が高いため、維持管理を怠るとトラブルが発生しやすいのも事実です。
特に、電装系のトラブル は比較的多いと言われています。
KTMのバイクは電子制御の装備が充実しているため、バッテリーの状態が悪くなるとエラー表示が出やすくなります。
そのため、定期的にバッテリーの状態をチェックし、必要に応じて充電や交換を行うことが大切です。
また、オイル管理の重要性 も指摘されています。
KTMのエンジンは高回転型であり、オイルの消費が速い傾向があります。
オイル交換を怠ると、エンジン内部の摩耗が進み、最悪の場合はエンジンの焼き付きにつながることもあります。
そのため、推奨されている交換サイクル(約3000~5000kmごと)を守ることが重要です。
さらに、冷却系のトラブル も注意が必要です。KTMのバイクはラジエーターの容量が比較的小さいため、夏場の渋滞時などではエンジンが過熱しやすい傾向があります。
冷却水の量を定期的に確認し、不足している場合は補充することで、オーバーヒートを防ぐことができます。
このように、KTM 250 DUKEは適切なメンテナンスを行えば十分に長く乗ることができますが、国産バイクに比べると手間がかかる部分もあるため、こまめなチェックが求められます。
デューク250の評価とユーザーの声
KTM 250 DUKEは、スタイリッシュなデザインとスポーティな走行性能で人気のあるバイクですが、ユーザーからの評価はさまざまです。
ここでは、実際に乗っているライダーの声をもとに、250 DUKEの評価を詳しく見ていきます。
まず、多くのライダーが高く評価しているのが デザインと軽快なハンドリング です。
KTMならではのシャープな外観は、ストリートバイクとしての存在感を際立たせています。また、車体が軽く、取り回しがしやすいことも好評です。
特に、都市部でのストップ&ゴーが多い環境では、この軽快さが大きなメリットになります。
一方で、「長時間乗ると疲れやすい」という意見もあります。
250 DUKEはスポーツ走行を意識した設計になっているため、シートのクッション性がそれほど高くなく、長距離ツーリングでは疲れを感じることがあるようです。
また、振動が大きめなため、高速道路での長時間走行では手や足がしびれるといった声も聞かれます。
エンジン性能についても賛否が分かれます。 「パワーがしっかり出る」と評価する人もいれば、「250ccの中では加速が物足りない」と感じる人もいます。
単気筒エンジンの特性上、低速トルクは比較的豊富ですが、高回転域では国産の2気筒モデルに比べるとやや伸びが足りないと感じることもあるようです。
また、KTMのバイクは、国産車と比べると メンテナンスの手間がかかる という指摘もあります。
特にオイル管理や電装系のチェックを怠ると、トラブルが発生しやすくなるため、定期的な点検が欠かせません。
総合的に見ると、KTM 250 DUKEは「軽快でスタイリッシュな走行を楽しみたい人」に向いているバイクです。
一方で、「ロングツーリングを快適にこなしたい」「メンテナンスはなるべく手間をかけたくない」と考える人には、やや不向きかもしれません。
中古車市場と価格相場
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KTM 250 DUKEの中古市場は比較的安定しており、価格帯も年式や走行距離によって幅があります。
新車価格が60万円台後半~70万円前後であることを考えると、中古車はより手頃な価格で購入できる選択肢として魅力的です。
まず、中古車の価格相場ですが、おおよそ30万円~60万円 の範囲で取引されています。
年式が新しく、走行距離が少ない個体ほど高額になり、逆に走行距離が多かったり、傷や修理歴がある車両は安くなります。
特に注意したいのが 初期モデルと最新モデルの違い です。
KTM 250 DUKEは定期的に改良が行われているため、2017年以降のモデルとそれ以前のモデルでは装備やエンジン性能に違いがあります。
例えば、2017年以降のモデルではLEDヘッドライトや新型メーターが搭載され、走行性能も向上しています。
そのため、予算に余裕があるなら、なるべく新しいモデルを選ぶのがおすすめです。
また、中古で購入する際は メンテナンス履歴の確認が重要 です。
KTMのバイクはオイル管理や冷却系のメンテナンスを怠ると故障リスクが高まるため、前オーナーがしっかりとメンテナンスを行っていたかどうかを確認することが大切です。
整備記録がしっかり残っている車両のほうが、安心して乗ることができます。
もう一つのポイントは 保証の有無 です。中古バイク販売店によっては保証付きの車両を取り扱っていることがあり、購入後のトラブルを防ぐ意味でも、保証付きの車両を選ぶのが理想的です。
個人売買やオークションで安く購入する方法もありますが、その場合はリスクがあるため、ある程度の整備スキルがある人向けといえます。
このように、KTM 250 DUKEの中古市場は選択肢が豊富ですが、状態の良い車両を見極めることが重要です。
購入を検討する際は、年式・走行距離・メンテナンス履歴・保証の有無をしっかりチェックし、自分の用途に合った1台を見つけるようにしましょう。
KTM 250DUKEの購入前に知っておくべきこと
KTM 250 DUKEは、スタイリッシュなデザインとスポーティな走行性能を持つ魅力的なバイクですが、購入前に知っておくべきポイントもいくつかあります。
ここでは、後悔しないためのチェックポイントを紹介します。
まず、用途に合ったバイクかどうかを確認することが重要 です。
250 DUKEは街乗りやワインディング走行に適しており、軽快なハンドリングと単気筒エンジンのトルクを活かしたスポーティな走行が楽しめます。
一方で、長距離ツーリングや高速道路での巡航にはやや不向きな面もあります。
特に、シートが硬めで長時間のライディングでは疲れやすい点や、高速域での伸びが物足りないと感じる可能性がある点は考慮しておくべきでしょう。
次に、維持費やメンテナンスについての理解も必要 です。
KTMのバイクは国産車と比べて、やや維持費が高くなる傾向があります。
特に、エンジンオイルの消費が早いため、定期的なオイル交換が欠かせません。
また、電子制御系の装備が多い分、バッテリーの管理も重要になります。バッテリーが弱るとエラー表示が出やすくなるため、定期的な点検や充電が必要です。
さらに、ディーラーや整備工場のアクセスも考慮するべきポイント です。
KTMは国産メーカーに比べて正規販売店や整備工場の数が少ないため、近くにKTMの正規ディーラーがあるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
特に、純正パーツの取り寄せには時間がかかる場合があるため、修理やメンテナンスの際に不便を感じることがあるかもしれません。
また、リセールバリュー(売却時の価値)についても考慮するのが賢明 です。
KTMのバイクは中古市場では一定の人気がありますが、国産車と比べると値崩れしやすい傾向があります。
特に、新型モデルが登場すると旧型の価格が一気に下がることがあるため、将来的に乗り換えを考えている人は、この点を理解した上で購入するのが良いでしょう。
以上のような点を理解した上で購入を検討すれば、250 DUKEの魅力を最大限に楽しむことができます。
自分のライディングスタイルに合ったバイクかどうかをよく考え、納得のいく一台を選びましょう。
KTM 250DUKEの最高速と走行性能の総括
- KTM 250 DUKEの最高速はおおよそ140km/h前後
- ストック状態では135~145km/hの範囲に収まる
- 最高速はライダーの体重や風の影響で変動する
- スプロケット交換などのカスタムで最高速を向上可能
- 高速道路では100~120km/hの巡航が現実的
- 250ccクラスとしては十分なパワーを持つ
- 高回転域では振動が増えやすい傾向がある
- 軽量な車体のため高速域での安定性に注意が必要
- 追い越し加速は100km/h以上になるとやや鈍る
- ネイキッドバイクのため空気抵抗の影響を受けやすい
- 390 DUKEは最高速170km/hと大きな差がある
- 最高速を伸ばしたいならギア比の調整が有効
- メンテナンスを怠ると性能が低下しやすい
- 燃費は25~30km/L程度でツーリングにも適応
- 走行スタイルに応じたカスタムで快適性を向上できる
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