ドゥカティ400cc フルカウルに興味を持っている方にとって、
どのモデルを選ぶべきかは悩みどころかもしれません。
現在、日本の中型バイク市場において、ドゥカティは高いデザイン性と独自の世界観で多くのファンを魅了しています。
特に400ccクラスの中型フルカウルモデルは、スポーティな外観と実用性を兼ね備え、街乗りからツーリングまで幅広く対応できるバイクとして注目を集めています。
この記事では、ドゥカティの中でも人気の400SSやモンスター、スクランブラー、そして400スポーツといったモデルに加え、新型や中古車の情報、新車価格の目安、カスタムの楽しみ方までを網羅的に解説していきます。
また、ドゥカティ400シリーズが何種類あるのかという基本的な情報にも触れながら、初めて購入を検討している方にもわかりやすくご紹介します。
これからドゥカティ 400cc フルカウルを購入しようとしている方、あるいは買い替えやカスタムを検討している方にとって、有益な情報をお届けできる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
2.新型・モンスター・400SSなど各モデルの違いと魅力
3.新車価格や中古相場、購入時のチェックポイント
4.中型フルカウルが人気の理由とカスタムの可能性
ドゥカティ400cc フルカウルの魅力を徹底解説
↑イメージ画像です:ラグジュアリーバイクワールド作成
・ドゥカティ400 新型モデルの特徴とは?
・ドゥカテ400 モンスターの走行性能を比較
・ドゥカティ400 スポーツの快適性と強み
・中型フルカウルが人気の理由
・400SSの魅力と注目ポイント
フルカウルのデザインと性能の魅力
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ドゥカティ400ccフルカウルモデルの魅力は、見た目の美しさと実用性の両立にあります。
一般的にフルカウルバイクは、スポーツバイクのようなシャープな外観が特徴ですが、ドゥカティのフルカウルはそれだけではありません。
芸術性を感じさせる曲線美やカラーリング、そして走行時に得られる高い空力性能によって、走ることそのものが特別な体験へと変わります。
まず、デザイン面ではドゥカティらしい赤を基調としたカラーが印象的です。
ボディ全体に統一感があり、見た目だけで「高級感」「本格派」といった印象を与えるため、街乗りでも注目を集めやすいモデルとなっています。
また、フルカウルによってエンジンや配線が隠れるため、全体的に引き締まった外観となり、洗練された印象を持たせてくれます。
一方で、性能における魅力も明確です。
フルカウルは単に見た目を良くするだけでなく、空気抵抗を減らすために設計されています。
これにより、特に高速走行時の安定性が向上します。
風を受け流す構造となっているため、ライダーは余分な力を使わずにハンドルを保持でき、長距離走行でも疲れにくくなっています。
さらに、空気力学を意識したカウル形状は、直進安定性を高めるだけでなく、コーナリング中の風の巻き込みも最小限に抑える効果があります。
ただし、注意点もあります。フルカウル車は構造が複雑なため、メンテナンス時にパネルを外す必要があることが多く、作業に手間と費用がかかる場合があります。
また、車体が大きく見えるため、小柄なライダーにとってはやや取り回しにくいと感じることもあるかもしれません。
このように、ドゥカティの400ccフルカウルモデルは、スタイルと機能を高度に融合させた一台です。
日常の街乗りからワインディング、高速ツーリングまで幅広いシーンで活躍できるバイクとして、多くのライダーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
ドゥカティ400 新型モデルの特徴とは?
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ドゥカティ400ccの新型モデルは、従来のスタイルや性能をベースにしながらも、現代のライダーに求められる機能性とデザインを融合させた進化系といえます。
近年は環境規制や電子制御の進化に伴い、各メーカーが中型バイクにも先進技術を投入している傾向があり、ドゥカティもその例外ではありません。
最大のポイントは、最新の電子制御システムの搭載が想定されることです。
例えば、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やトラクションコントロールといった安全装備のほか、ライドバイワイヤによるスロットル制御など、これまで大型モデルにしかなかった機能が中型モデルにも導入される可能性があります。
これにより、初心者でも安心して乗れる一方、上級者もその精密な制御を楽しむことができる構成になるでしょう。
また、デザイン面でも刷新が期待されます。近年のドゥカティは、伝統的なスタイルを維持しつつも、LEDライトの採用やデジタルメーターの標準化など、現代的な要素を取り入れています。
その流れを汲んだ新型モデルは、視認性の高いメーターやスタイリッシュなライト類を装備し、より洗練された外観を持つことになると予想されます。
さらに、フレーム構造やサスペンションも見直されることで、軽量かつ高剛性な仕上がりになる可能性があります。
これにより、街中での扱いやすさだけでなく、ワインディングなどのシーンでも安定した走行性能を発揮できる設計が期待されます。
ただし、新型モデルは装備の充実化に伴い、価格が高めに設定される傾向があります。
購入を検討する際には、装備内容に対して価格が見合っているかどうかをよく見極める必要があるでしょう。
また、新型車は発売直後は情報やパーツの流通が少ないため、初期のユーザーはトラブル時の対応に時間がかかるケースもあります。
こうした点を考慮しても、ドゥカティ400の新型モデルは、デザイン性と機能性を兼ね備えたバイクを探しているライダーにとって非常に魅力的な選択肢であることに変わりはありません。
ドゥカティ400 モンスターの走行性能を比較
ドゥカティ400 モンスターは、ネイキッドタイプの中型バイクとして独自の存在感を放っています。
走行性能に関しては、同じ400ccでもフルカウルモデルとは異なる特性を持っており、乗り方や使用シーンによって明確な違いが見えてきます。
まず、モンスターの特徴は何といっても「軽快なハンドリング」です。
ネイキッドスタイルであるためフルカウルに比べて車体が軽量で、ライダーの入力に対して素直に反応してくれます。
このため、街中での取り回しやUターンなど、低速域での操作性に優れている点が魅力です。
特に初心者にとっては、この扱いやすさが安心感へとつながります。
また、搭載されているL型2気筒エンジンは、中回転域からの粘り強いトルクを発揮し、スムーズな加速を実現しています。
高回転まで回さなくても力強い走行ができるため、ツーリングや通勤など幅広いシーンで扱いやすい特性となっています。
さらに、6速ミッションを採用しているため、高速道路での巡航性能も十分に備えており、一定の速度での走行にも対応できます。
一方で、フルカウルモデルと比較すると、空力性能においては劣る部分があります。
高速域では風の影響を直接受けるため、長距離走行では疲労がたまりやすくなる点がデメリットです。
また、ネイキッドバイクは雨風や小石からの保護が少ないため、天候の悪い日には乗り手への負担が増す傾向にあります。
さらに、サスペンションの設定もフルカウルモデルと異なります。
モンスターは市街地での快適性を重視しているため、スポーツ走行を前提とした剛性の高い足回りではないことから、サーキットやワインディングに特化した走りを求める場合はやや物足りなさを感じるかもしれません。
このように、ドゥカティ400 モンスターは、街乗りや気軽なツーリングに適したバイクです。
フルカウルモデルのようなスピード志向ではなく、日常の中でバイクに乗る楽しさを味わいたいライダーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ドゥカティ400 スポーツの快適性と強み
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ドゥカティ400 スポーツは、ツーリング志向のライダーにとって非常にバランスの取れたモデルとして知られています。
その最大の特徴は、快適性を重視した設計にあります。
フルカウルモデルでありながら、過度に攻撃的なポジションをとることなく、長時間のライディングにも対応できる点が多くの支持を集めています。
まず注目すべきは、ライディングポジションの工夫です。
400スポーツでは、セパレートハンドルが採用されているものの、ハンドル位置が比較的高めに設定されているため、極端な前傾姿勢にはなりません。
その結果、手首や肩にかかる負担が軽減され、一般的なスポーツバイクよりも長距離での疲労感が少ないという利点があります。
また、シート形状やクッション性にも配慮が感じられます。
は広めに作られており、座面の硬さも適度に調整されているため、お尻が痛くなりにくい設計となっています。
さらに、タンデム(2人乗り)も考慮されたシート構造となっており、同乗者にも優しい仕様です。
このような設計により、長距離ツーリングや高速走行をメインに楽しみたいライダーにとって理想的なポジションが得られます。
走行性能においても、高速巡航を安定してこなせる点が400スポーツの大きな魅力です。
エンジンは中速から高回転にかけてスムーズな加速を実現しており、高速道路でも十分なパワーを発揮します。
さらに、フルカウルによる空力効果で走行中の風圧を効果的に抑え、スピードを維持しながらもライダーの身体への負担を軽減します。
ただし、スポーツバイクとしては全体的に“穏やか”なチューニングであるため、サーキットでの限界走行を楽しみたいライダーには少し物足りなく感じるかもしれません。
しかし、それは裏を返せば扱いやすさや疲れにくさを追求した結果ともいえます。
このように、ドゥカティ400 スポーツは「スポーツ性能」と「快適性」の中間に位置するモデルであり、街乗りから長距離ツーリングまで幅広く対応できる優れた万能性を備えています。
とくに、高速道路での走行が多いライダーや、タンデムでの移動を重視する人にとっては、強くおすすめできる1台です。
中型フルカウルが人気の理由
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中型フルカウルバイクが支持を集める背景には、デザイン性と実用性の絶妙なバランスがあります。
400ccクラスという排気量は、日本の免許制度にマッチしやすく、多くのライダーにとって選びやすい区分です。
その中で、フルカウルタイプのバイクは、見た目のかっこよさだけでなく、実用面でも数々の利点を提供してくれます。
まず、フルカウルの一番の魅力は、空力性能の高さです。
カウルが風の流れを整えてくれることで、高速走行時の安定性が向上し、ライダーの身体にかかる風圧も軽減されます。
これにより、特に長距離ツーリングでは疲労感が大きく違ってきます。風による揺れが少なくなるため、体力を温存しながらスムーズに走り続けることが可能です。
また、防風性能に加えて、フルカウルには雨や泥はねからライダーやエンジン部分を守る役割もあります。
悪天候の中でも安心して走行できる点は、日常使いや通勤でも重宝される要因の一つです。
見た目がスポーティである一方、こうした実用性も備えていることが、中型バイク層からの支持を集めている理由といえます。
デザイン面でも、フルカウルは所有欲を満たしてくれる存在です。
まるでレーシングバイクのようなフォルムは、街中でも視線を集めやすく、見た目を重視するライダーにとって大きな満足感を与えてくれます。
特にドゥカティのようなプレミアムブランドのフルカウルモデルは、一目で「特別なバイク」として認識されやすい魅力を持っています。
一方で、フルカウルバイクは構造が複雑なため、メンテナンスの際には外装の脱着が必要になることがあります。
その分、手間や工賃がかさむこともあるため、購入時にはこうした点も理解しておくと良いでしょう。
また、転倒時のダメージがカウルに及びやすいことも、デメリットとして挙げられます。
それでも、中型フルカウルバイクの人気は衰えを見せません。
その背景には、日常での実用性と非日常を感じさせるスタイルの共存があります。
初心者からベテランまで、幅広いライダーに支持される理由がそこにあるのです。
400SSの魅力と注目ポイント
ドゥカティ400SSは、400ccという中型バイクのカテゴリーに属しながらも、プレミアムスポーツバイクとしての風格を持ち合わせた一台です。
このモデルの魅力は、単なるスペックでは語りきれない「バイクとしての味わい深さ」にあります。
多くのバイクが機能性やパワーを追求する中で、400SSは「乗る楽しさ」や「所有する喜び」を大切に設計されたモデルといえるでしょう。
まず、外観デザインにおいては、クラシカルなフルカウルとドゥカティ特有の赤いボディカラーが印象的です。
全体としては90年代のイタリアンバイクらしい独特のフォルムを保ちつつ、細部にわたって上質な仕上げが施されています。
街中での存在感はもちろん、ガレージに置いてあるだけでも満足感を得られるスタイリングが、このバイクの大きな魅力です。
性能面では、L型2気筒の空冷エンジンを搭載しており、中速域での滑らかなトルク感が特徴です。
最大出力は約44馬力と、現代のスポーツバイクと比べると控えめではありますが、回して乗ることでエンジンの鼓動や振動を直接感じられる「機械との一体感」があります。
これは近年の電子制御されたモデルでは得難い感覚であり、ライダー自身が積極的に操る喜びを味わえる点が評価されています。
400SSは、決して万人向けではありません。ハンドルの切れ角が少ないため取り回しには慣れが必要ですし、クラッチ操作もやや重たく、渋滞やストップ&ゴーの多い場面では疲れを感じることがあります。
また、古いモデルが中心のため、部品の調達やメンテナンスに手間がかかる可能性もあります。
しかし、そのような手間を惜しまないライダーにとっては、400SSは唯一無二の相棒になります。
カスタムパーツも豊富で、自分好みに仕上げる楽しみがあるだけでなく、整備を通じてバイクへの愛着がさらに深まるという面も見逃せません。
中古市場でも依然として根強い人気を保っていることからも、このモデルの魅力の深さがうかがえます。
このように、ドゥカティ400SSはスペックを超えた体験を求めるライダーにこそふさわしいバイクです。
所有すればするほどその価値が感じられ、手間をかけることすら楽しいと感じられる一台。
それが、今も多くの人に選ばれ続けている理由です。
ドゥカティ400cc フルカウル購入前のチェックポイント
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・ドゥカティ400 スクランブラーの魅力とは?
・ドゥカティ400SSの中古価格と相場
・ドゥカティ400 新車価格の目安と内訳
・ドゥカティ400は何種類あるのかを解説
400SS 中古の選び方と相場
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ドゥカティ400SSの中古車を選ぶ際には、価格だけでなく、年式や状態、整備履歴といった複数の要素を総合的に判断することが重要です。
このモデルはすでに新車販売が終了しており、現在は中古市場でのみ入手可能な希少なバイクとなっています。
したがって、購入前にはいくつかのチェックポイントを押さえておくと安心です。
まず、中古価格の相場について触れておきましょう。
400SSの中古車は、車両の状態や走行距離、カスタム内容によって幅がありますが、おおむね40万〜70万円程度で取引されています。
中でも人気が高いのは、2004年以降に登場したインジェクション仕様のモデルです。
これらの年式は始動性や燃費性能が改善されており、初めてドゥカティに乗る方にも扱いやすいとされています。
次に選び方のポイントです。
特に注視すべきは、整備記録が残っているかどうかです。ドゥカティのような輸入車は、定期的なメンテナンスがパフォーマンス維持に直結します。
なかでもタイミングベルトの交換履歴は必ず確認しておくべき項目です。
タイミングベルトは2年または2万kmごとの交換が推奨されており、これが放置されていると重大なエンジントラブルにつながる可能性があります。
また、走行距離が少ない個体が一見良さそうに思えるかもしれませんが、長期間動かされていなかった車両は内部の劣化が進んでいる場合もあります。
適度に走行され、メンテナンスが行き届いた車両の方が、実際には安心して乗れるケースが多いのです。
おおよその目安として、2〜3万km走行で整備記録がしっかり残っている個体であれば、信頼性の高い選択肢となります。
さらに、できる限り信頼できるバイクショップで購入することも重要です。
ドゥカティの取り扱い経験がある店舗であれば、購入後の整備やトラブル対応にも安心して任せることができます。
保証の有無や、購入後のサポート体制もチェックしておきましょう。
このように、400SSの中古を選ぶ際は、価格だけでなく、車両の状態や整備履歴、販売店の信頼性を重視して総合的に判断することが大切です。
希少価値の高いモデルだからこそ、丁寧に見極めることで、長く付き合える一台に出会える可能性が高まります。
ドゥカティ400 スクランブラーの魅力とは?
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ドゥカティ400 スクランブラーは、都会的なスタイルとアウトドア対応の機能性を併せ持った、ユニークな中型バイクです。
その魅力は、見た目の個性だけではなく、扱いやすさやカスタマイズ性の高さにあります。
レトロとモダンが絶妙に融合したデザインに惹かれる人も多く、ライフスタイル重視のライダーから厚く支持されています。
まずデザイン面では、丸型ヘッドライトやシンプルなタンク形状が特徴で、クラシックバイクの雰囲気を残しつつも現代的な装備が搭載されています。
例えば、LEDライトやデジタルメーターなどが標準で備わっており、見た目と利便性のバランスが取れた一台といえます。
このような外観は、街中でも一際目を引き、ファッションアイテムとしても映える存在です。
走行性能の面では、400ccという排気量が生む扱いやすさが大きなポイントです。車体は比較的軽量で、ハンドルポジションも高めに設定されているため、初心者でも安心して操ることができます。
低速域から中速域にかけてのトルクも豊かで、市街地の走行やワインディングでもキビキビとした動きを楽しめます。
加えて、サスペンションは柔らかめのセッティングになっており、段差や舗装の荒れた道でも衝撃を吸収しやすくなっています。
さらにスクランブラーは、オフロード性能も兼ね備えている点が魅力です。
標準装備されているセミブロックタイヤやアップマフラーは、ちょっとした未舗装路でも安心して走行できる要素となっており、アウトドアやキャンプを楽しむライダーにとって理想的な相棒となります。
カスタマイズの自由度が高い点も見逃せません。
ハンドル、シート、マフラーなど、交換パーツが豊富に展開されており、自分好みに仕上げることが可能です。
パーツを選ぶ楽しみや、自分だけの一台をつくり上げる過程そのものが、スクランブラーの価値の一部とも言えるでしょう。
このように、ドゥカティ400 スクランブラーは「街でもアウトドアでも映える」バイクとして、多様なライフスタイルに溶け込む懐の深さを持っています。
ファッションや趣味にこだわりのある人、自分だけのバイクに仕上げたい人には、特におすすめの一台です。
ドゥカティ400SSの中古価格と相場
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ドゥカティ400SSの中古価格は、車両の年式や走行距離、コンディションによって幅がありますが、一般的には50万円〜100万円程度が相場となっています。
400SSは過去に日本市場向けに展開されたモデルであり、現在は新車販売されていないため、中古市場での流通量が限られています。
そのため、状態の良い個体を探すには、タイミングや販売店の在庫状況が重要なポイントになります。
まず、年式が新しく、走行距離が少ない個体ほど価格が高くなる傾向があります。
例えば、低走行かつメンテナンスが行き届いている車両であれば、80万円以上の価格が付くことも珍しくありません。
一方で、走行距離が多く、外装やエンジンの状態にやや劣化が見られる場合は、50万円前後で販売されることもあります。
また、ドゥカティのバイクは、適切なメンテナンスを行うことで長く乗り続けることができます。
しかし、部品の供給が限られているモデルもあるため、購入時には交換部品の入手が容易かどうかを確認することが重要です。
特に、エンジン周りや電装系のパーツは劣化しやすいため、中古車を購入する際にはしっかりと点検することが求められます。
さらに、カスタムの有無も中古価格に影響を与えます。純正の状態を維持している車両は価格が安定しやすいですが、社外パーツやカスタムが施されている場合は、希少価値が上がるケースもあります。
ただし、過度なカスタムが施された車両は、メーカー保証が適用されない場合があるため、慎重に判断する必要があります。
中古車を探す場合は、ドゥカティの正規ディーラーや専門の中古バイクショップを利用するのが安心です。
信頼できる販売店であれば、購入後のサポートやメンテナンスのアドバイスも受けられるため、長く快適に乗り続けることができるでしょう。
総じて、ドゥカティ400SSの中古価格は状態によって大きく変動しますが、価格だけでなく、メンテナンス履歴や部品の入手性を考慮しながら購入を検討することが重要です。
良質な車両を見つけるには、複数の販売店を比較し、実際に現車を確認することをおすすめします。
ドゥカティ400 新車価格の目安と内訳
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ドゥカティ400シリーズを新車で購入しようと考えた場合、事前に把握しておくべきなのが、車両本体の価格とそれに付随する初期費用の内訳です。
ドゥカティはプレミアムブランドとして知られており、400ccクラスであっても国産バイクと比較すると高めの価格帯に位置します。
まず、モデルごとの価格帯についてです。ドゥカティ400 モンスターの新車価格はおおよそ80万円〜100万円、400SSは90万円〜110万円程度、そして400 スポーツに関しては100万円〜120万円が目安となります。
価格には地域差や販売店ごとの調整もあるため、実際の見積もりでは前後する可能性があります。
加えて、車両本体価格とは別に必要となるのが諸費用です。
これには登録手数料、重量税、自賠責保険料、ナンバープレート取得費用などが含まれており、これらを合計すると10万円前後が一般的な相場です。
販売店によっては、点検整備費用や保証プランの加入を勧められることもあり、これらを加味した総額で購入計画を立てる必要があります。
また、購入後には維持費もかかってきます。
自動車税は年間約6,000〜8,000円程度、任意保険料はライダーの年齢や補償内容によって差がありますが、年間で3万〜5万円が一般的です。
さらに、定期的なオイル交換やタイヤ、ブレーキパッドの交換といったメンテナンス費用も加わります。
特にドゥカティは輸入車のため、パーツ代や整備費用が国産車に比べてやや高額になりがちです。
このように、ドゥカティ400の新車価格は他の中型バイクと比べて高めに設定されていますが、その分、所有感やブランドの満足度は大きなものになります。
初期費用から維持費までをトータルで計算し、自身のライフスタイルや予算に見合ったモデルを選ぶことが、失敗しないバイク選びにつながります。
購入を検討している方は、複数の販売店で見積もりを取り、内容をしっかり比較しておくと安心です。
ドゥカティ400は何種類あるのかを解説
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ドゥカティ400には複数の種類が存在し、それぞれ異なる個性やコンセプトを持っています。
日本の中型免許制度に合わせて開発された経緯もあり、同社の中では比較的珍しい排気量帯に属するモデル群です。
ここでは、代表的なモデルを軸に「何種類あるのか」を整理して紹介します。
まず主力とされるのが「ドゥカティ モンスター400」です。
このモデルはネイキッドタイプで、軽量な車体と扱いやすいパワーが魅力となっており、初心者でも扱いやすい設計になっています。
モンスター400はおおよそ4つの世代に分類され、それぞれに細かい仕様の違いがあります。
1998年以前の初期型はタコメーターが非搭載で、2000年以降はメーター周りが刷新。
さらに2004年からはインジェクション化と6速ミッションの導入、2007年からはフロントブレーキが片押し式になるなど、技術的な進化が進められました。
次に「ドゥカティ 400SS(スーパースポーツ)」が挙げられます。
こちらはフルカウルを装備したスポーツモデルで、ツーリングからサーキット走行まで幅広く対応します。
設計自体は900SSの流れを汲んでおり、400ccでありながら本格的なスポーツライディングが可能です。
クラシカルなデザインと空冷Lツインエンジンが特徴で、扱いやすさと所有感の高さを兼ね備えた1台と言えるでしょう。
さらに、快適性やツーリング性能を重視した「ドゥカティ400スポーツ」も存在します。
このモデルはフルカウルデザインを採用しつつ、前傾姿勢が緩やかで、長距離ライドでも疲れにくいポジショニングが魅力です。
タンデム性能も意識されており、二人乗りでも安定した走行を実現しています。
最後に紹介するのが「ドゥカティ400スクランブラー」です。
このモデルはクラシックなスタイルをベースにしながら、オフロード走行にも対応できる設計がなされています。
高めのハンドル位置やセミブロックタイヤなどが特徴で、都市部からアウトドアシーンまで、幅広く活躍するバイクです。
まとめると、ドゥカティ400シリーズには主に「モンスター400」「400SS」「400 スポーツ」「400 スクランブラー」の4種類が存在します。
それぞれが異なるユーザー層を想定して設計されており、自分の用途やライディングスタイルに合わせて選べる点が大きな魅力です。
選択肢が豊富なぶん、事前に各モデルの特徴を比較検討することが、後悔のない購入につながります。
ドゥカティ400cc フルカウルの特徴と魅力を総括
・フルカウルは空力性能に優れ、高速走行で安定性が増す
・ドゥカティ独自の曲線美とカラーが高級感を演出する
・フルカウルによりエンジンや配線が見えず洗練された印象になる
・新型モデルは電子制御やLED採用で現代的に進化している
・ABSやトラクションコントロールの導入が予想される
・400モンスターは軽快なハンドリングで街乗りに適している
・スポーツモデルは快適性と走行性能のバランスが取れている
・中型フルカウルは免許制度と実用性の両面で人気が高い
・400SSはクラシカルな外観と機械的な操作感が魅力
・中古の400SSは整備履歴と状態の見極めが重要
・スクランブラーはレトロな見た目とオフロード性能を兼ね備える
・400シリーズの新車価格は80〜120万円前後が相場
・購入時は登録費用や保険料などの初期費用も考慮が必要
・ドゥカティ400には主に4つのモデルが存在する
・使用用途に応じて最適なモデルを選ぶことができる
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