KTM DUKE390の最高速がどれくらいなのか、気になっているライダーは多いのではないでしょうか。
特に、高速道路での巡航性能や燃費、さらにDUKE 250やRC390との比較を考えている方にとって、どのバイクを選ぶべきかは重要なポイントになります。
しかし、KTM DUKE 390は「壊れやすい」「故障が多い」といった声があるのも事実です。
実際の故障率やメンテナンスのしやすさについて、国産バイクとの違いを含めて詳しく検証していきます。
また、ネイキッドスタイルのDUKE 390は風の影響を受けやすいため、スクリーンを後付けするライダーも多くいますが、「スクリーンがダサい」といった意見もあります。
そこで、スクリーンのカスタム選択肢やその効果についても解説します。
この記事では、KTM DUKE 390の最高速の実測値や、RC390やDUKE 250との比較、高速道路での性能や燃費、故障リスクなど、多角的に情報をまとめました。
これからKTM DUKE 390を購入しようと考えている方や、実際のパフォーマンスを知りたい方に向けて、詳しく解説していきます。
2.RC390やDUKE 250との最高速や性能の比較
3.高速道路での巡航性能や燃費の特徴
4.故障率やメンテナンスのポイント
KTM DUKE390の最高速はどれくらい?
↑イメージ画像です:ラグジュアリーバイクワールド作成
・KTM RC390と最高速を比較!どっちが速い?
・390DUKEは高速道路の巡航に向いている?
・燃費と高速走行時の違い
・DUKE 250と390を比較!最高速と実力の差は?
最高速スペックと実測値
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KTM DUKE 390の最高速は、多くのライダーにとって関心の高いポイントです。
スペック上の数値と、実際に計測された最高速度の違いについて詳しく解説します。
まず、KTM DUKE 390の公表されているスペックとして、最高出力は約45PS(44馬力)、最大トルクは約39Nmとなっており、排気量398.7ccの水冷単気筒エンジンを搭載しています。
このエンジンの特徴は、軽量な車体と組み合わせることで高い加速性能を実現している点にあります。
車両重量は165kgと非常に軽量で、これが最高速においても大きなアドバンテージとなっています。
では、実際にどれほどの最高速が出るのかというと、メーカーの公称値やテスト結果によると、KTM DUKE 390のメーター読みの最高速度は170km/h以上に達するとされています。
ただし、この数値は理想的な条件下で計測されたものであり、ライダーの体重、走行環境、風の影響、路面状況などにより変動します。
実際のユーザーによるテストやバイク雑誌の検証結果では、KTM DUKE 390の実測最高速はおおよそ160~170km/hの範囲に収まることが多いようです。
特に、フルカウルを備えたバイクと異なり、KTM DUKE 390はネイキッドスタイルであるため、風の影響を直接受ける点が最高速に影響を与えます。
そのため、体を伏せて空気抵抗を減らすことで、最高速をわずかに向上させることも可能です。
また、スプロケットの変更やECUの書き換えなどのカスタムによって最高速をさらに引き上げることもできますが、その分燃費や加速特性に影響を及ぼすため、使用目的に合わせたバランスが重要になります。
結論として、KTM DUKE 390の最高速は160~170km/h前後であり、スペック上の数値と大きな乖離はないといえます。
ただし、ネイキッドバイクのため高速域では空気抵抗が増し、安定した最高速走行を求める場合には体勢や装備に工夫が必要になるでしょう。
KTM RC390と最高速を比較!どっちが速い?
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KTM DUKE 390と同じエンジンを搭載するKTM RC390。
この2台を比較する際、ライダーが最も気になるのは「どちらが速いのか?」という点でしょう。
同じKTMのモデルとはいえ、設計やスタイルが異なるため、最高速にも違いが生じます。
まず、KTM DUKE 390とRC390はどちらも同じ398.7ccの単気筒エンジンを搭載しています。
最高出力は45PS、最大トルクは39Nmで、スペック上のエンジン性能はほぼ同じです。
しかし、車体構造や空力特性の違いが、最高速の結果に影響を与えます。
最大の違いは、KTM RC390がフルカウルを採用している点です。
ネイキッドバイクであるDUKE 390に比べ、RC390のカウルは空気抵抗を大幅に低減する設計になっています。
そのため、高速走行時には風の影響を受けにくく、スムーズに速度を伸ばしやすいという特徴があります。
実際の最高速比較では、KTM RC390は175km/h程度まで到達することが可能と言われています。
一方、KTM DUKE 390は風の影響を受けやすいため、160~170km/h前後で頭打ちすることが多いようです。
つまり、最高速を重視するならRC390の方が優れているといえます。
また、RC390は前傾姿勢のスポーツポジションが採用されており、ライダーの体への風圧を軽減できるため、高速域での安定感もDUKE 390より優れています。
ただし、DUKE 390は直立姿勢での乗車が可能であり、街乗りやツーリングでは疲労が少ないというメリットもあります。
このように、最高速においてはRC390の方が有利ですが、ライディングスタイルや用途によってどちらが適しているかは異なります。
街乗りや取り回しのしやすさを重視するならDUKE 390、スポーツ走行や高速巡航を重視するならRC390を選ぶとよいでしょう。
390DUKEは高速道路の巡航に向いている?
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KTM DUKE 390は、スポーティな走行性能と軽量な車体を兼ね備えたバイクですが、高速道路での巡航には向いているのでしょうか?実際のスペックや走行特性をもとに検証します。
まず、高速道路での巡航性能において重要なのは、エンジンの余裕と車体の安定性です。
KTM DUKE 390の6速100km/h時の回転数は約5,200rpmとなっており、余裕をもって巡航することが可能です。
高速道路の制限速度は通常100km/hですが、一部の区間では120km/hに引き上げられているため、適切な回転域で快適に巡航できるのかがポイントになります。
KTM DUKE 390の最高速は160~170km/h程度であり、100km/h巡航時でもまだ加速の余力を残しているため、追い越しなどにも十分対応できます。
ただし、単気筒エンジンの特性上、高速域での振動がやや大きくなるため、長時間巡航する場合には疲れやすいという点には注意が必要です。
また、ネイキッドバイクであるため、フルカウル車に比べると風の影響を強く受けます。
特に長距離の高速巡航では、ライダーが直接風圧を受けるため、体への負担が増す可能性があります。
この点を改善するために、ウインドスクリーンを装着するライダーも多いですが、見た目のバランスが気になる人もいるかもしれません。
もう一つのポイントは燃費です。
KTM DUKE 390の燃費は街乗りで約28~30km/L、高速道路では一定速度での巡航が可能なため、35km/L前後まで向上することがあります。
燃料タンクの容量は約13.4Lであるため、満タンで400km近く走行できる計算になり、高速道路の長距離移動にも十分対応できます。
総合的に見ると、KTM DUKE 390は高速道路の巡航にも適しているものの、風の影響や振動が気になる場面もあります。
長時間の巡航を快適にするためには、ウインドスクリーンの装着や適度な休憩を挟むことをおすすめします。
燃費と高速走行時の違い
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KTM DUKE 390はスポーティな走行性能を持つネイキッドバイクですが、燃費性能も重要なポイントの一つです。
日常の街乗りと高速道路での走行では、燃費にどのような違いが出るのか詳しく解説します。
まず、KTM DUKE 390のカタログ燃費はおおよそ 28~35km/L とされています。
これはあくまで参考値であり、実際の燃費は走行環境やライダーの運転スタイルによって変動します。
一般的に、市街地走行ではストップ&ゴーが多くなるため、頻繁な加減速によって燃費が悪化しやすくなります。
一方、高速道路では一定の速度で巡航できるため、燃費が向上しやすい傾向があります。
具体的な燃費の違いを見てみると、街乗りでは平均して25~30km/L 程度の燃費が報告されており、信号の多い都市部ではさらに低下することもあります。
単気筒エンジンの特性上、低速時のエンジン回転数が高くなりがちで、頻繁なクラッチ操作や加減速が影響を与えます。
また、エンジンブレーキを多用すると燃費に悪影響を及ぼすため、スムーズなスロットルワークが重要になります。
一方で、高速道路での巡航時には30~35km/L程度 の燃費を記録することが多いようです。
6速ギアを使用し、100km/h前後で一定速度を維持できるため、燃料消費が安定します。
ただし、単気筒エンジン特有の高回転域での振動があるため、長距離走行時には適度な休憩を挟むことが推奨されます。
さらに、高速道路ではライディングポジションや風の影響も燃費に関わる要因となります。
DUKE390はネイキッドバイクであるため、ライダーが直接風を受けやすく、体勢によっては空気抵抗が大きくなります。
例えば、風を避けるために伏せる姿勢を取ることで燃費が若干向上することもありますが、快適性を損なう可能性もあるため、無理のない姿勢を心がけることが大切です。
このように、KTM DUKE 390は街乗りと高速道路での燃費に差があり、特に 高速道路では燃費が向上しやすい という特徴があります。
燃費を意識するなら、アクセル操作をスムーズに行い、無駄な加減速を避けることが重要です。
街乗りでも燃費を向上させるためには、低回転域を意識した走行や、アイドリング時間を短縮する工夫が有効でしょう。
DUKE 250と390を比較!最高速と実力の差は?
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KTM DUKEシリーズの中で、250ccクラスの「DUKE 250」と、より排気量の大きい「DUKE 390」は、多くのライダーが比較検討するモデルです。特に最高速やパワーの違いが気になる人も多いでしょう。
ここでは、それぞれの特徴を比較しながら、実力の差を詳しく解説します。
まず、エンジンスペックを見てみると、DUKE 250は249ccの単気筒エンジンを搭載し、最高出力は約31PS(馬力)、最大トルクは約25Nm となっています。
一方、DUKE 390は398.7ccの単気筒エンジンを搭載し、最高出力は約45PS、最大トルクは約39Nm となっており、排気量の違いがパワーにも大きく反映されています。
最高速については、DUKE 250が 約140km/h前後、DUKE 390は 約170km/h前後 とされています。
この差は排気量による出力の違いだけでなく、ギア比の設定にも影響を受けています。
DUKE 250は加速重視のギアセッティングになっており、市街地での取り回しがしやすい反面、最高速は抑えられています。
一方でDUKE 390は中高速域の伸びが優れており、高速道路での巡航や追い越し時にも余裕を持って加速できます。
また、車体重量にも注目すると、DUKE 250が 165kg、DUKE 390は 172kg と、わずか7kgの差しかありません。
このため、取り回しの軽さはほぼ同じであり、街乗りでも違和感なく扱うことができます。
ただし、DUKE 390の方がエンジン出力が大きいため、発進時のトルク感や加速性能には明確な違いが感じられるでしょう。
一方で、維持費の面ではDUKE 250にメリットがあります。
250ccクラスは車検が不要であるため、ランニングコストを抑えやすい点が魅力です。
DUKE390は400ccクラスに属するため、2年ごとの車検が必要になり、税金や保険料などの維持費が若干高くなります。
これを考慮すると、コストを抑えつつ軽快な走りを楽しみたい人にはDUKE 250、よりパワフルな走行を求める人にはDUKE 390が向いているといえます。
さらに、どちらのモデルも基本的なフレームや足回りの構造は共通しており、サスペンションにはWP製の倒立フォークを採用しています。
そのため、コーナリング性能は両者とも優れていますが、エンジンパワーの違いにより、DUKE 390の方がワインディングやサーキット走行ではよりスポーティなライディングが可能です。
このように、DUKE 250とDUKE 390はそれぞれ異なる特性を持っており、選ぶポイントは 「軽快な街乗りを重視するか」「スポーティな走行を求めるか」 によって変わります。
初心者や維持費を抑えたい人にはDUKE 250、余裕のあるパワーと高速域での安定性を求める人にはDUKE 390が適しているでしょう。
KTM DUKE390の最高速性能と信頼性
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・KTM DUKE390の故障事例と対策を紹介
・KTMの故障率は高い?国産車と比較してみた
・390DUKEのスクリーンはダサい?見た目と機能性
・KTM DUKE390の最高速を伸ばすカスタム方法
390DUKEは壊れやすい?故障率と実態を検証
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KTM 390 DUKEは、その軽量な車体とパワフルな単気筒エンジンによって、スポーツライディングを楽しめるネイキッドバイクとして人気を集めています。
しかし、一部のライダーからは「壊れやすい」「故障が多い」といった声も聞かれます。
そこで、実際の故障率やオーナーの体験談をもとに、390 DUKEの信頼性について詳しく検証していきます。
まず、KTM 390 DUKEはオーストリアのKTMが開発したモデルですが、製造はインドの大手バイクメーカー「バジャージ・オート」によって行われています。
このため、「海外製=壊れやすい」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、近年のKTMは品質管理が向上しており、特に新型モデルではトラブルの発生率が低下しています。
とはいえ、国産バイクと比較すると、部品の精度や耐久性にバラつきがあるという点は無視できません。
実際にオーナーの口コミを調査すると、電装系トラブルやエンスト、サスペンションのオイル漏れ などが比較的多い傾向にあります。
特に、バッテリーやセンサー類に関連する電装系の不具合が目立ち、エラー表示が頻繁に出ることがあるようです。
また、アイドリング中に突然エンストするケースも報告されていますが、これは燃料噴射システムの調整やスパークプラグの交換によって改善することがほとんどです。
一方で、エンジンやフレームといったバイクの基本構造に関する致命的な故障は少なく、適切なメンテナンスを行えば長期間トラブルなく走行できるという意見も多く見られます。
KTM 390DUKEはスポーティな特性を持つため、オイル管理や定期点検を怠るとトラブルが発生しやすくなります。
つまり、「壊れやすい」と言われる背景には、適切なメンテナンスを行わずに乗り続けた結果、トラブルが発生しているケースが含まれている可能性が高いということです。
このように、KTM 390 DUKEは「壊れやすい」と言われることもありますが、それは メンテナンス不足や初期トラブルへの対応遅れが原因であることが多い というのが実態です。
国産バイクのような「メンテナンスフリーに近い安心感」はありませんが、しっかりと手をかけることで、長く快適に乗ることができるバイクと言えるでしょう。
KTM DUKE390の故障事例と対策を紹介
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KTM 390 DUKEはそのパワフルな単気筒エンジンと軽量なシャシーが特徴ですが、実際にどのような故障が発生しやすいのでしょうか。
ここでは、オーナーの声をもとに具体的な故障事例を紹介し、トラブルを未然に防ぐための対策について解説します。
1. 電装系トラブル(バッテリー・センサーの不具合)
KTM 390 DUKEでは、電装系のトラブルが比較的多いと言われています。
特に、バッテリーの消耗が早い という報告が多く、バッテリー電圧が低下するとエンジンの始動が不安定になることがあります。
また、センサー系の不具合によって、警告灯が頻繁に点灯するケースも見られます。
対策:
・バッテリーは定期的に電圧チェックを行い、必要に応じて充電や交換を行う
・バイクを長期間乗らない場合はバッテリーの充電管理を徹底する
・異常な警告灯が点灯した場合は、エラーコードを確認し、早めに診断を受ける
2. 燃料系トラブル(エンスト・燃料ポンプの不具合)
エンジンがアイドリング中に突然停止する「エンスト現象」も、DUKE 390のトラブルとして挙げられます。
これは、燃料ポンプやスロットルボディの汚れ、スパークプラグの劣化 などが原因で発生することが多いです。
対策:
・スパークプラグは定期的に点検・交換する(推奨交換時期:5,000~10,000kmごと)
・燃料系統のクリーニングを定期的に行い、汚れを取り除く
・ハイオク指定のガソリンを使用し、燃料の品質を保つ
3. サスペンションのオイル漏れ
KTM 390 DUKEのサスペンションはWP製の倒立フォークが採用されていますが、フロントフォークやリアショックのオイル漏れ が発生することがあります。
特に、長期間メンテナンスをしていない車両では、シール部分の劣化によってオイルが滲み出るケースが見られます。
対策:
・定期的にフォークのシール部分をチェックし、異常がないか確認する
・オイル漏れが発生した場合は、早めにシール交換やオイル交換を行う
・強い衝撃を与えないよう、荒れた路面では慎重なライディングを心がける
このように、KTM 390 DUKEには特有の故障リスクがいくつかありますが、定期的なメンテナンスと早めの対策を行うことで、大きなトラブルを防ぐことが可能 です。
特に電装系と燃料系のチェックを怠らないことが、快適なバイクライフを維持するポイントとなるでしょう。
KTMの故障率は高い?国産車と比較してみた
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KTMのバイクは「故障が多い」というイメージを持たれがちですが、実際に国産バイクと比べるとどうなのでしょうか?
ここでは、KTMと日本メーカー(ホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキ)のバイクを比較し、それぞれの特徴を解説します。
1. 故障率の違い
国産バイクは、耐久性が高く、トラブルが少ない という特徴があります。
特にエンジンの信頼性は世界的にも高く評価されており、定期的なメンテナンスさえ行っていれば長期間トラブルなく走行できるケースがほとんどです。
一方、KTMのバイクは「レーシングマシンをストリート向けに調整した」という考え方で作られているため、走行性能は高いが、メンテナンス頻度が多くなる という傾向があります。
特に、電装系やセンサー類は国産バイクよりもトラブルが発生しやすいと言われています。
2. メンテナンスのしやすさ
国産バイクは部品の入手が容易で、全国のバイクショップで修理や整備が可能です。
一方、KTMは正規ディーラーや専門店での整備が必要になることが多く、部品の取り寄せに時間がかかるケースもあります。
3. どちらを選ぶべきか?
・手間をかけずに長く乗りたい → 国産バイク
・スポーツライディングを重視し、メンテナンスも楽しみたい → KTM
このように、KTMは確かに故障率が高めですが、それは「メンテナンス頻度の違い」による部分が大きいと言えます。
定期的な整備をしっかり行えば、国産バイクとは異なる魅力を存分に楽しむことができるでしょう。
390DUKEのスクリーンはダサい?見た目と機能性
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KTM 390 DUKEは、ストリートファイタースタイルのネイキッドバイクとして、その攻撃的なデザインと軽快な走行性能が魅力の一台です。
しかし、一部のライダーからは「スクリーンがダサい」という意見も聞かれます。
では、390 DUKEのスクリーンは本当にダサいのか?また、見た目だけでなく機能性の観点からも評価する価値があるのかを詳しく解説します。
まず、純正のKTM 390 DUKEには標準で大型のスクリーンは装備されていません。
フルカウルのスポーツバイクとは異なり、あくまでネイキッドスタイルを重視した設計のため、フロント周りがシンプルな構造 になっています。
そのため、スクリーンを後付けするライダーも多く、市販のスクリーンを装着した際に「デザインが車体と合わない」と感じることがあるようです。
特に、スクリーンのサイズが大きすぎると、390 DUKEのシャープでスポーティなデザインに対して不自然な印象を与えることがあり、「ダサい」と言われる原因になっています。
一方で、見た目よりも機能性を重視すれば、スクリーンは非常に重要な役割を果たします。
ネイキッドバイクは高速走行時に風の抵抗を直接受けるため、長時間のライディングでは疲労が蓄積しやすい という欠点があります。
特に、100km/h以上の高速巡航では風圧が強くなり、体への負担が大きくなるため、ウインドスクリーンを装着することで快適性が向上します。
また、スクリーンがあることで、走行中の虫や小石の飛散からライダーを保護するというメリットもあります。
スクリーンのデザインについては、車体とのバランスを考えて選ぶことが重要です。
例えば、KTM純正のスポーツスクリーンや、コンパクトなショートスクリーンを選ぶと、車体デザインを崩さずに見た目と機能性の両方を向上させることができます。
逆に、過度に大きなスクリーンを装着すると、390 DUKEのストリートファイターらしさが損なわれる可能性があるため注意が必要です。
このように、390 DUKEのスクリーンに対する「ダサい」という評価は、スクリーンのサイズやデザイン選びによる部分が大きいと言えます。
見た目を重視するならコンパクトなものを、機能性を重視するなら適度な高さのものを選ぶことで、デザインと実用性のバランスを取ることが可能です。
スクリーンの選択次第で、390 DUKEの魅力をさらに引き出すことができるでしょう。
KTM DUKE390の最高速を伸ばすカスタム方法
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KTM 390 DUKEは、排気量373ccの単気筒エンジンを搭載し、最高速は約170km/h とされています。
しかし、さらに最高速を向上させたいと考えるライダーも多いのではないでしょうか。
ここでは、390 DUKEの最高速を伸ばすための代表的なカスタム方法を紹介します。
1. スプロケットの交換でギア比を調整する
スプロケットはフロントとリアに装着されている歯車のことで、これを変更することでギア比を調整できます。
最高速を伸ばしたい場合は、フロントスプロケットの歯数を増やす、もしくはリアスプロケットの歯数を減らす ことで、エンジン回転数が低めでスピードが伸びやすくなります。
ただし、加速性能が落ちるため、街乗りでの扱いやすさが低下する可能性がある点には注意が必要です。
2. ECUのリマッピングで燃調を最適化する
ECU(エンジンコントロールユニット)は、燃料噴射量や点火タイミングを制御するコンピューターです。
ECUの設定を変更することで、エンジンのパワーを最大限に引き出すことが可能になります。
社外ECUの導入やリマッピングを行うことで、燃料供給を最適化し、より高回転域までパワーを引き出せる ようになります。
ただし、燃費が悪化する可能性があるため、長距離ツーリングをするライダーは慎重に検討する必要があります。
3. エアクリーナーとマフラーの交換で吸排気効率を向上させる
エンジンの出力を向上させるためには、吸気と排気の流れをスムーズにすることが重要です。
高性能なエアクリーナーに交換することで、エンジンにより多くの空気を供給し、燃焼効率を向上させる ことができます。
また、マフラーを社外のフルエキゾーストマフラーに交換することで、排気抵抗を減らし、よりスムーズにパワーを発生させることが可能です。
ただし、エアクリーナーやマフラーの変更だけでは最高速への影響は限定的であり、ECUのリマッピングと組み合わせることで最大限の効果を発揮します。
4. 軽量パーツで車体のパワーウェイトレシオを向上させる
最高速を伸ばすためには、エンジンのパワーアップだけでなく、車体の軽量化も効果的です。
社外の軽量ホイールやカーボンパーツを導入することで、バイクの総重量を軽減し、加速性能や最高速の伸びを向上させることが可能 です。
特にホイールの軽量化は、バイクの運動性能にも大きく影響するため、ハンドリングの向上にもつながります。
5. フルカウルの装着で空気抵抗を減らす
390 DUKEはネイキッドバイクのため、高速走行時には風の抵抗を強く受けます。
そのため、アフターパーツのカウルやロングスクリーンを装着することで、空気抵抗を減らし、最高速の伸びを改善 することができます。
ただし、カウルを取り付けることでバイクの見た目が変わるため、デザインにこだわるライダーは慎重に選ぶ必要があります。
このように、KTM 390 DUKEの最高速を伸ばす方法はいくつかありますが、どのカスタムもメリットとデメリットがあるため、用途やライディングスタイルに応じた選択 が重要です。
単に最高速を追求するだけでなく、実際の走行シーンに合わせたカスタムを行うことで、バイク本来の魅力を活かしながら快適なライディングを楽しむことができるでしょう。
KTM DUKE390 最高速の実力と特徴を総括
- KTM DUKE 390の最高速は160~170km/h前後
- スペック上の最高速と実測値に大きな差はない
- RC390はフルカウルのため、DUKE 390より最高速が高い傾向
- ネイキッドバイクのため、高速域では風の影響を受けやすい
- 高速道路での巡航は可能だが、振動と風圧に注意が必要
- 燃費は街乗りで25~30km/L、高速走行では30~35km/L程度
- DUKE 250よりDUKE 390の方が最高速が高く、加速力に優れる
- KTM 390 DUKEは電装系トラブルが発生しやすい傾向がある
- 故障対策としてバッテリー管理や定期点検が重要
- KTMは国産バイクより故障率が高いが、適切なメンテナンスで長く乗れる
- 390 DUKEの後付けスクリーンは風防効果があるがデザインに賛否あり
- スプロケット変更やECUチューニングで最高速を伸ばすことが可能
- 軽量ホイールやエアクリーナー交換も最高速向上に寄与する
- フルカウル装着で空気抵抗を減らし、最高速を伸ばす方法もある
- 最高速を重視するなら、RC390やカスタムを検討するのも選択肢
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